本年も昨年に引き続きこの事業を尼崎市様と行うことができましたことを
大変うれしく思います。弊社は今期創業６０周年の記念の年で、記念事業の
意味合いもあり、本社所在地と同じ町内で事業を行うことができましたことに、喜びをより大きく感じております。

今回は弊社の本社ビルのすぐそばにある武庫公民館の屋上への設置
となりました。今回弊社からの提案として、公民館利用者の方
が見学して頂けるような仕組みを取り入れ、事前にご予約頂ければ
弊社の社員が発電設備をご案内、「太陽光発電設備見学会」を実施します。

タブレットでライブ発電量の表示や太陽光発電の仕組みなどが学習できるようにしています。
すでに、小学４年〜５年生を対象とした見学会ができるかなどの問い合わせも
頂いております。もしホームページをご覧の方でご希望がございましたら
お問い合わせください。設備は小型ではありますが、近くでパネルに触れたり

今回の設備は万が一の災害に備えて公民館事務所内（１F）に非常用コンセントを設置し、
太陽光発電設備による電源確保を可能としています。
また、屋上のパネルと床の離隔を通常より高く確保して、屋上シェルター的な利用を想定した設計にしています。

今回の設備は屋上が狭い都市部で、太陽光発電設備を非常用電源としての利用を含め普及させる為に、
今回導入した設備を様々な面で検証して新しい形を生み出そうと考えております。

本事業遂行にあたり、尼崎市経済環境局の皆様をはじめ、各方面の関係者様にご協力を頂き心から感謝致します。

不二電気工事株式会社
代表取締役　藤田 勝彦

建設担当者コメント（荒金 英樹）

・プロジェクトに対して

TVや町中でよく目にする太陽光パネルですが、実際にまじかで見て、触って発電システムの理解ができる環境というのはさほど多くはないかと思います。
さらにその場で目の前の太陽光パネルが今どのくらいの発電をしているのかも確認できる。
素晴らしい教材ではないかと思います。
ぜひ地域住民の方々、学校関係者の方々には有効にご利用頂き、広くこの新しい無限の資源設備について知って頂ければと思っております。

・工事中に気を使った点

施設の営業時間中での施工ということで、利用者様にご迷惑が掛からない様注意しました。
音の出る作業については事前に利用者様の利用時間と工事の工程を見合わせ調整しました。
また、屋上への機器搬入時には駐車スペースを利用させて頂いたので、スペースを確保するため、当日の予定利用者数から搬入時間・台数･車両サイズを検討しました。

担当者コメント（宮永 実知留）

皆様のおかげで無事に稼働式を終えることが出来ました。
心より感謝申し上げます。

今回のプロジェクトである第三発電所「武庫公民館」は近隣の学校生徒様向けに社会見学を実施致します。これは、より多くの方々に太陽光発電の仕組みを理解し、知っていただくという意味では大変良い機会だと思っております。また、社会見学のほかにも幅広く設備を有効利用していければと社内で計画をたてておりますので、今後ともこのプロジェクトを見守っていただければ幸いです。

最後になりますが、プロジェクトの一員として参加させていただけましたことに感謝致します。
知識ゼロからのスタート。正直、知らないことばかりで重圧の日々でした。
しかし、社内および関係者の方々からの強いお力添えで最後まで遣りやり遂げることが出来ました。
改めて、皆様へ「ありがとうございました」。