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「コミュニティ」「防災」という2つのコンセプトを電気工事で実現

武庫地域振興センター 係長 西 多美保様

 

Renewal
リニューアル内容

電気設備、配線全般
室内照明、舞台照明の設置
映像音響設備の設置
情報通信網、テレビ等の情報関連設備の設置
監視カメラ、自動火災報知器等の防災セキュリティ設備
 
 

Successful
リニューアル効果

施設コンセプトの実現
施設利用率のアップ
 

大会議室

会議室

地域への愛情を感じる会社

 このほど、尼崎市の行政施設である武庫支所を新設リニューアルしました。その際、照明、音響、映像など、あらゆる電気系統の工事を担当してもらったのが不二電気さんです。
 実は、入札で工事担当が不二電気さんに決まったと聞いたとき、不思議なご縁を感じました。というのも、武庫地区で毎年開催している「ふれあいひろば武庫21(武庫まつり)」で、もう何年来もお付き合いのある会社だったからです。
 「ふれあいひろば武庫21(武庫まつり)」とは、社会福祉協議会をはじめとする各種団体や武庫地区の事業所が連携して開催する、地域のコミュニケーションの輪を広げる催し。不二電気さんには、このイベントの仮設電気工事を手がけてもらっています。祭りの会場は一般的な公園ですから、電気配線の工事は毎年大変なはず。それでも、難しい要望に応えてくれる姿に、地域への熱い思いを持った、信頼できる会社だなという印象を持っていました。
 ですから、武庫支所の電気工事をお願いすることになったとき、地域への思いが強い不二電気工事なら、私たちの思いをきっと理解してくれるだろうと思いました。

文化と防災の両立を、電気の面から実現

 新しい武庫支所には、二つの大きなコンセプトがあります。一つは、地元の人に愛される地域のコミュニティ拠点、もう一つは、災害時に機能する防災拠点としてのコンセプトです。
 地域のコミュニティ拠点としてこだわりたかったのは、市民の皆さまの利用率アップです。各種団体の会議や講演会、演奏会など、文化的な利用をさらに促すため、電気設備の充実がどうしても必要でした。その思いを実現するために取り組んでもらったのが、以前の支所にはなかった音響・映像設備の設置や施工です。会議室にはプロジェクターや音響設備、調光可能な照明などを整え、3階ホールには本格的な演劇やコンサートができる舞台照明を設置してもらいました。
 防災拠点としてのこだわりは、災害時、ここが地域の防災指令拠点として機能すること。4階にはモニターやプロジェクターを完備した防災司令室があり、3階ホールは、非常時には市民の皆さまの一時避難所になります。そのため、停電が起きても電気設備を使えるよう、施設の屋上には太陽光発電パネルを設置しています。この電気工事も、施設にとっては重要な項目。それを担ってもらったことで、災害時に必要な機能を備えることができたと思っています。

スムーズな連携に助けられた

 工事の際にとても助かったのは、不二電気さんが他の業者と細やかなコミュニケーションをとり、スムーズな連携をとってくれたことです。武庫支所は新設の施設ですから、建築会社や設備会社にいたるまで、様々な業者が関わります。施設完成までの1年間、毎週のように工程会議が開かれましたが、不二電気さんの担当者には、いつも丁寧に工事内容を説明していただきました。
 コストダウンを図りながら、質の良い設備を導入することにも尽力してくれました。予算の問題から、ワンランク下の照明を導入せざるを得なくなったとき、機能はしっかりと維持しながら、低価格な商品を提案してくれるなど、施設のコンセプト実現のために努めてくれました。

工事後のサポートまで充実

 武庫支所は2017年4月にオープン。1階は支所、2〜3階は市民が利用できる武庫地区会館、4階は防災指令室という充実した施設に仕上りました。
 おかげさまで市民の利用率はかなり上がっています。オープン初日には、市民の皆さまをご招待したオープニングイベントも実施。音響の使い方に不慣れな私たちに、操作方法を教えてくれるなど、不二電気さんの担当者には本当にお世話になりました。工事をしておしまいではなく、地域の施設として愛情を持って接してくれているのが伝わってきて、頼もしく感じました。
 施設がオープンする直前の1週間、「ここにコンセントを追加してほしい」などの無理な要望に対し、短期間で応えてくれたのも助かりました。これからも保守点検を含め、末長いお付き合いをお願いしたいと思っています。


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